インテリアの雑誌

家具の雑誌、

vol2 小さな家具の銘品

実家には、ウッド調ピアノをはじめ、きちんとした家具が揃えられていたが、憧れのインテリアからほど遠かった。

なぜだったのか、

その犯人たちは、いただきものの使い古されたタオル類、どこかでもらってくるカレンダー、特売のプライベートブランドの箱ティッシュ、という不調和な小物類。

インテリアというと、大物を想像しがちだが、ソープディッシュ、ティッシュボックス、ほうき、そして手拭きタオル、、、キッチン用品などなどインテリアは細部に宿る。

小さな小物は脇役だけれど、毎月一つずつ、お気に入りで揃えよう。

ほんの小さな投資で、家が輝き出す。

 

ボックスティッシュ

昔からの美しいデザインを、箱に入れて隠す必要はない。家を美しく彩るためのものだから。

この「Kleenex」のロゴデザインは世界的グラフィックデザイナー、ソール・バス氏によるものです。

バス氏は、ユナイテッド航空(1973年)、 ワーナー・コミュニケーションズ(1972年)、日本企業でもミノルタ(1978年)など、おなじみのロゴを数多く手掛けています。そして『サイコ』(1960年)など、映画のタイトルデザイナーとしても知られています。

・クリーネックス 5箱 400yen

 

ほうき

お気に入りの相棒を大小それぞれ1本は持ちたい。アップテンポで掃除しよう。

デンマークのデザイナーユニット、ハーマンスタジオとのコラボレーションで生まれたアイテムです。スタイリッシュなちりとりとほうきのセットは、お掃除用具とは思えないようデザイン。お掃除を軽やかにしてくれるアイテムです。

デンマークのferm LIVING 20,000yen

職人さんが作った棕櫚の手箒。
棕櫚皮箒は繊維が細く、掃き心地が大変柔らかく、畳や床を撫でるようにしてゴミを掃き寄せます。

・手作りの品 2本で5000yen

 

カレンダー

カレンダー選びは、アート選びである。

決して妥協してはならない。各部屋にお気に入りを見つけておきたい。

 

お気に入りの美術館のカレンダーを飾れば、毎日が美術館。中でも池田美術館のラインナップは毎年素晴らしい。あなたの推し美術館を見つけよう。

・池田美術館(縦長) 1,400yen 

サイズ:縦54.5×横21.5㎝

 

ご存知「世界の車窓から」は、富士通がスポンサーをつとめる長寿番組。各国で走る列車とともに、美しい風景を堪能できる。

一息ついて、こころの旅にでかけよう。

富士通ノベルティ 非売品

※メルカリで1,200yen

サイズ 60×42

タオル

8ヶ月で取り替えるのが基本らしいので、コスパも考慮して清潔を保ちたい。清潔にとって、もったいないは天敵だ、

 

ホテルのようなタオルで綿100%、そして、カラー展開豊富でお手頃なこちらは、リピート専用に。japan qualityをあなたへ。

同色で揃えて間違いなし。

・タオル研究所 

バスタオル4枚で3600yen

 

セレクトショップなどで販売されているこちらは、デンマークのファブリックブランド。なかなかお気に入りの寝具ファブリックに出会えないあなたは、ぜひこちらのブランドを覗いてほしい。

・テクラ 

フェイスタオル 2000yen

 

vol.1 今年の家具はじめ

引っ越しして、1年の冬。

 

ダイニングや、椅子は揃ってきたが、リビングが空さみしい。

本日は、リビングボードを紹介していきたい。

 

リビングは、できるだけあたたかみを感じられる場所にしたい。というあなたには自然を感じられる木材を選択肢に。

木材について

・針葉樹

軽い、加工しやすい、傷つきやすい

 

実は、法隆寺に使われているのは(ヒノキ)。ヒノキは針葉樹の中では耐久性が強く腐敗しにくい性質があり、日本が世界に誇る木材です。

ヒノキの香りは気分を落ち着かせてくれます。

 

・広葉樹

硬く重い、強度がある、傷がつきにくい

 

日本では、ケヤキも広葉樹として人気が高い。色味に特徴があり主役家具に最適。

ナラは加工の難しい木材なので加工技術がものをいうが、皇室献上家具に利用された実績がある。

浜本工芸 学習デスク

 

経年で利用する家具は、広葉樹が最適。

その中でもウォールナット・チーク・マホガニーは3大木材として抑えておきたい。

いずれもヨーロッパで利用されてきた高級な木材だ。

なお、マホガニーは、現在その希少性からワシントン条約で取引を制限されている。

 

木材別の価格はこちら▼

https://shop.woodworks-marutoku.com/chart/

 

サイズと費用目安

・サイズ

何に着目して選ぶかは、人それぞれだが、収納をメインに考える場合、奥行きは45cmを目安にするとよいだろう。50を超えるとちょっとした大物になるので、扉開閉含めて置き場所の確保を。

リビングボードは、その役割から装飾を重視する傾向が強く、奥行きの浅いものが多数ある。ボード上に飾るものも購入時に忘れずに考慮されたい。幅などは、部屋の広さと相談して決めると良い。幅のあるリビングボードは荘厳だが、狭いリビングでは、幅100cm位が使いやすいだろう。高さについては、80cm〜90cmが色々なものを邪魔しない。

 

日本の古い家具にも素敵な家具が多いが古いリビングボードに関しては、ヨーロッパのものがおすすめだ。

生活様式の違いにより、日本の古来のリビングボードには脚がないものが多い。今は、ロボット掃除機が通れるスペースのない家具は敬遠される。脚ありか無しかは、選べるのであれば脚ありを選択したい。

 

・費用感

リビングボードは、家具の中でも高価です。

5万円では少ないけど、15万あれば幅広でも理想のデザインを選べる印象です。10年使うつもりで選ぶとよい。

 

おすすめのリビングボード

「サイドボード」「キャビネット」「リビング収納」「チェスト」及び「テレビボード」のワードで検索するとより多くのリビングボードを見ることができる。

ここからは、おすすめリビングボードを紹介していこう

※メルカリR5.1.29

 

〈G-PLAN〉英

1960年代
サイズ W145/D46/H81.5(脚の高さ25.5)59万yen

 

サイズ W1295/D43/H1115 14万yen

チーク

 

〈ロイズアンティーク〉英

サイズ W139/D58/H115  11万yen

 

〈ー〉仏

サイズ W117/D54/H83 7万yen

1950年代頃 オーク材

 

〈ー〉米国

サイズ W1730/D580/H95 15万yen